体質に合った抗うつ剤を処方してもらおう|種類をチェック

間違った服薬に注意

聴診器

安心して服用できる

抗うつ剤は脳に作用する薬ということで、同様の作用がある薬と同じく依存性があるのではないかと考えられがちですが、必ずしもそうではありません。いわゆる、麻薬や覚せい剤なのは依存性の高い薬物ですが、うつ病治療に用いるほとんどの薬に依存性はありません。ですから、抗うつ剤を飲み続けてもやめられなくなるということはないわけです。ただし、一部、やや依存性が認めらるものもあちますので、医師と相談しながら指示通りに内服をし、徐々に量を減らしていくという対応をとることで、依存状態に陥ることは避けられます。大事なのは、勝手に服用を中止しないことです。また、人格や性格が変わるというようなこともありません。むしろ、うつ病のときはマイナス思考に陥りやすく、本来の状態とは多少異なる状態がみられることが多いので、服用により気分や感情が改善し、本来の状態に近づくことのほうが多いです。また、ぼけてしまうこともなく、高齢者では周囲から見て、やや反応が鈍くなった、すぐに眠ってしまうといった行動がみられることがあるため、ぼけてしまったのではと感じることもあります。それは、副作用により眠気が生じているだけなので、あまりに症状が強いと感じたら、主治医と相談して薬を調整することで改善します。勝手な判断をしないように注意が必要です。そして、うつ病は脳や全身のエネルギーが低下している状態です。エネルギーがない状態でいくら頑張っても空回りするだけです。薬で治しておくというよりも、患者自身のエネルギーを蓄え、自然治癒力、自己回復力を高めるために抗うつ剤の力を借りるということを理解して服用していくようにします。うつ病から回復して1年経過後の再発率はおよそ50パーセントといわれていますが、最初から抗うつ剤による治療を受けた人に関しては、再発率が10から20パーセントにまで下がります。そのため、抗うつ剤の効果があらわれやすい人は、再発もしにくいです。しかし、効果が出るには2週間から1か月くらいはかかります。飲み始めたころにイライラするのは、期待以上に効果を 感じられないためです。なかなか効いてこない、頼りたくないなどと自分や判断で服薬を中止ないことが大事です。次第によくなっていくのでその時が来るまで待つこと、抗うつ剤を服用しながら休養をとることが重要です。加えて、市販の風邪薬や鎮痛剤、また歯科治療の時の麻酔や鎮痛薬との併用も問題ありません。むしろ、風邪薬や歯科治療のために抗うつ剤を中断することのほうが悪化や副作用を招くので注意が必要です。

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